NPO法人 日本統合医療推奨協会

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肝臓(肝細胞)がん

腹水

(非代償性)肝硬変の患者さんの症状の一つに「腹水(ascites)」があります。腹水とは、生理的限界を超えて腹腔内に貯留した液体または液体が貯留した状態をいいます(腹腔内には生理的にも約40ml程度の体液が存在する)。肝硬変における腹水の原因は、血漿浸透圧の低下、門脈圧亢進の2つに分けることができます。
非代償性肝硬変では肝の合成能の低下により、タンパク(アルブミン)が低下し、血漿浸透圧が低下します。このため、血管内の水分が血管外へ侵出してしまいます。一方、門脈圧や肝表面のリンパ流の圧が高くなると、リンパ液がリンパ管外に漏出します。

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肝動脈塞栓術(TAE)

肝細胞がんは、90%以上の血流支配を肝動脈から受けています。一方、正常肝細胞は、門脈から約75%、肝動脈から25%の血流を受けているとされています。つまり肝細胞がんへの動脈血流を遮断すれば、がんは壊死しますが、周囲の正常肝細胞組織は保たれることになります。この肝細胞がんの特徴を利用したのが肝動脈塞栓術です。

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