副作用が辛い
QOL(生活の質)
が低下している
主治医に治療法が
ないと言われた
再発が不安・・・
九州大学での基礎研究の結果をふまえ、誰もが安心して酵素消化低分子化フコイダンを活用出来るよう、
そして臨床的エビデンスを構築する医療機関による臨床研究が行われております。
その成果を日本癌学会など国内外の学会で報告するとともに、国際科学学術誌に論文として発表しております。
1990年 | 近畿大学医学部卒業後、同大学医学部第一外科に入局。 外科医として第一線でがん治療に取り組む |
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1996年 |
アポトーシス関連遺伝子であるp53遺伝子の研究にて学位(医学博士)取得。
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1998年 | 吉田医院を開業 日本外科学会医、済生会病院認定医、財団法人田附興風会北野病院認定医。 |
1971年 | 九州大学医学部卒業後、九州大学医学部放射線科入局。 以後、放射線医として第一線でがん治療にあたる。 |
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1983年 | 横浜鶴見区に古賀クリニック開業 |
1984年 | 「頸部領域病変検出のスクリーニングとしての補間法によるCT再構成画像(前額、矢状断面像)の基礎的、臨床的研究」の論文にて学位(医学博士)取得。日本内科学会認定医・日本東洋医学会専門医。 |
低分子化フコイダンには、アポトーシス誘導・免疫力増強・血管新生抑制といった3つの効果が明らかとなっております。
また、抗がん剤の効果を増強し、副作用(抗がん剤が正常細胞にダメージを与える)を抑制する効果があると考えられます。
人体が十分に吸収できる分子量は3,000以下とされており、分子量が大きいと栄養素が腸で吸収されにくく、排出されてしまいます。フコイダンを低分子化することにより、消化器官から体内への効率の良い吸収が見込めるようになります。
基礎研究において、低分子化処理後のフコイダン抽出エキスと処理前の高分子フコイダン抽出エキスの比較実験では、低分子化処理されたフコイダン抽出エキスの方がより非正常細胞の増殖を抑制するという結果が得られています。
2020年3月より、東京医科大学 落谷孝広教授による低分子化フコイダンの免疫機能の解明を目的とする研究も開始されました。
この研究は、低分子化フコイダン抽出物と抗がん剤(カルボプラチン)を併用することでの抗腫瘍効果を増強することを焦点に行われました。この結果、低分子化フコイダンとカルボプラチンを併用すると、カルボプラチン単独の場合と比較してヒト線維肉腫HT1080細胞の生存率が低下しました。そして、カルボプラチン単独の時はヒト正常線維芽細胞TIG-1細胞への細胞毒性を示しましたが、併用することで低分子化フコイダンはカルボプラチンから正常細胞を防護していました。低分子化フコイダンはカルボプラチンによるガン細胞死の増強効果のみならず、カルボプラチンによる正常細胞へのダメージを保護する効果を有することが示唆されました。
基礎研究では低分子化フコイダンは抗癌・抗炎症作用を含む広範な生物活性を示すことが既に示されています。癌患者において治療効果を増強し、副作用を最小化することが期待されている中、潜在的な有益性があるにもかかわらず、低分子化フコイダンを使用した臨床研究は極めて少ない状況です。これらの背景を踏まえ、この研究では進行癌患者についてフコイダンの効果、特に「生活の質」に関する炎症の影響について焦点を絞り探索的臨床研究を実施しました。その結果、進行癌患者においてフコイダンが抗炎症効果を示す証拠を提供する最初の研究となりました。
参考 : http://lmf-assoc.jp/paper/rinsyo.html (LMF研究会)
様々ながんは、宿主の免疫監視機構から回避するために重要な役割を果たすプログラム細胞死タンパク質リガンド1(PD-L1)を発現しています。また、PD-L1は正常細胞の多くにおいても自己防衛のために発現しています。過去の研究では、がん細胞で発現しているPD-L1を選択的に抑制することは、がんの根絶において好結果をもたらす為に重要であることが見出されています。この研究では、低分子化フコイダンがHT1080線維肉腫細胞におけるPD-L1の発現を制御できるかどうかの解析を行いました。結果、低分子化フコイダンがHT1080がん細胞のPD-L1/PD-L2の発現と増殖を抑制したが、TIG-1正常細胞の増殖に全く影響しなかったことを証明しました。