進行がんに負けないためには、現状を見極めて、治療の効果や限界を知り、総合的な治療戦略を立てなければいけません。その戦略の一つとして、多くの医師が取り入れ、実践されているものが『がん統合医療』です。数あるがん統合医療の中でも、比較的すぐに始められるサプリメントですが、臨床はおろか、研究すら行われていないものが多く見受けられます。
「癌に効果がある」…その言葉はとても魅力的です。
しかし、医師による臨床が行われていないサプリメントは、気付かない間にQOLや肝機能の低下など、がん治療を妨げることもあります。
直感で取り入れるだけでは、正しい選択とは言えません。