第46回 成人病公開講座

がんとホルモン療法
2009年10月13日に、第46回成人病公開講座に参加してまいりました。

プログラム

  1. 前立腺がんとホルモン療法 西村和郎先生
  2. 乳がんのホルモン療法 菰池佳史先生
  3. 婦人科腫瘍とホルモン療法 上浦祥司先生

最初に前立腺がんの特徴と組織学的分類(グリソン分類)別の治療方法について詳しく説明して下さいました。手術療法や放射線療法の局所的治療と内分泌療法(ホルモン療法)や化学療法(抗癌剤)の全身的治療に分けられ、限局性の早期がんでは根治可能と考えて単独または組み合わせで治療を行います。

又、高齢になるほど内分泌療法が主体になるそうです。しかし、身体への負担が比較的少ない内分泌療法もほてりや肝機能障害といった副作用や長期間続けていると耐性のがん細胞が増えて効果が悪くなることがあるので抗癌剤同様注意が必要です。

 

ホルモン療法の優れている点は

次に乳がんのホルモン療法についてお話がありました。
乳がんの約70%の患者さんに有効と考えられているそうです。

  • 効果を予測することが出来る
  • 副作用が軽度で患者さんのQOLを大きく損なわない
  • 長期にわたって治療を継続することで、治療効果を上げることが出来る

タモキシフェンという薬が古くから標準的な治療薬として使われており、術後のホルモン療法は5年間服用することで再発防止効果が高いことも示されていますので、5年間行う事が標準治療になっているそうです。

重要な副作用として子宮体がんの発症やリスクや心筋梗塞、脳梗塞の発症率がやや高くなることが挙げられています。タモキフェンを服用中に方は、子宮がん検診を受けるといった注意は必要だそうです。

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