糖尿病とがん治療

 

がん治療やフコイダン療法の相談を受けていると、多くの患者さんから糖尿病であると聞きます。

がん患者さんが糖尿病を患う背景には、大きく3つの場合があるといいます。

1、糖尿病を患っている方にがんが判明する場合

2、がんが判明した後に詳しい検査を行い、糖尿病だとわかる場合

3、がん治療の影響により糖尿病を発症する場合

 

がんと糖尿病は併発しやすい


がん患者さんは糖尿病になりやすく、糖尿病の方はがんに罹りやすいと言われております。

“がんと糖尿病”

一見関係がないように思えるこの2つですが、どちらも生活習慣病にカテゴリされ、加齢や肥満、運動不足、過度な飲酒や喫煙など、発生要因として挙げられるものの多くが同じです。

 

実際に、日本糖尿病学会と日本癌学会による「糖尿病とがんのリスクに関する報告」では、糖尿病の方ががんを発症するリスクは、そうでない方と比べて平均して1.2倍にもなるという事が発表されています。膵臓がんや肝臓がんだけを見てみると、約2倍にも及ぶそうです。

 

現在、日本では2人に1人ががんになると言われています。がんも糖尿病も年齢と共に増える傾向があるので60歳以上に注目してみると、6人に1人が、がんと糖尿病の両方に罹る可能性があるそうです。これは、かなりの高確率と言えるのではないでしょうか。

 

大切なのは血糖コントロール


 糖尿病の方ががんになった場合、血糖値をコントロールしながら治療を行う事が必須となります。

【手術の場合】

手術の場合は、早めに入院をして血糖コントロールを行うのが一般的ですが、高血糖の状態が続いていると手術が延期になることもあります。

手術前の目標値は、空腹時100~140mg/dl、食後160~200mg/dl。尿ケトン体は陰性、尿糖+1以下もしくは尿糖排泄量が1日の摂取量の10%以下です。

手術後には、立ちくらみなどを起こして転倒する可能性も高まりますので、しっかりと配慮が必要です。

 

【化学療法の場合】

がん治療に使用する薬剤によっては、高血糖を引き起こす場合もあるので、注意が必要です。特に腎臓に影響を与えやすいシスプラチンなどの薬剤は、慎重に投与されます。

また、抗がん剤によって起こる炎症や吐き気を抑えるための対処法としてステロイドを使用する事がありますが、ステロイドには血糖値をあげる作用もあるので、使用する際には糖尿病の方もそうでない方も、十分な血糖コントロールが必要となります。

 

食事はしっかり摂りましょう


糖尿病を患っている方は、食事を制限して糖質を抑える方も少なくありません。

しかし、がん治療においては、がんと闘う体力を維持するために食事が最も重要と言っても過言ではありません。食事によって上がった血糖値は、インスリンを使う事でコントロールする事ができます。

まずはがんに勝つ体力をつけるため、食べられる時にはしっかりと食事をしましょう。

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