がん治療・統合医療
がん治療・統合医療
基礎研究の成果が少しずつ認められ、近頃はがん治療に低分子化フコイダンを併用する事の有用性が知られるようになってきました。
こちらのページでは、基礎研究・臨床研究において解っている低分子化フコイダンとがんの関連性について紹介しております。

低分子化フコイダンの必要性

低分子化フコイダンの臨床医からは「抗がん剤とフコイダンを併用すると治療効果が格段にアップする」と報告が寄せられています。これは、吸収性に優れた低分子化フコイダンだからこそ得られる効果です。低分子化フコイダンを摂取する事で、抗がん剤の副作用を緩和し、食欲もわき、がんと向き合う気力へと繋がります。

フコイダンだけが持つ作用

フコイダンの作用フコイダンには免疫力を高める作用がん細胞を自滅に導く作用がん専用の血管を作らせないようにする作用の他、吉田年宏先生が提唱されるがん細胞の遺伝子を安定化させる作用といったがんに対する多くの作用がある事が、これまでの研究から解っております。

これらの作用は、「がん」という難治病に打ち勝つためにとても大切なものとなります。そして、人間の体内で作用を発揮させるために必要なのがフコイダンの低分子加工です。
これまで、低分子化フコイダンを摂取した多くの患者さんに即効性が見られた理由は、「低分子化」にあると考えられています。

フコイダンは何度もがん細胞を攻撃する

フコイダンは何度もがん細胞を攻撃する乳がん細胞であるMCF-7について、低分子化フコイダンがアポトーシスを起こすメカニズムを調べた結果、その経路に2つの方法がある事がわかりました。

1つ目は、細胞表面でデスレセプターにスイッチを入れて、細胞内でカスパーゼというアポトーシスを引き起こすたんぱく質分解酵素を働かせ、DNAを引き裂きます。

2つ目は、低分子化フコイダンがミトコンドリアからアポトーシス誘導因子であるAIFを放出させて、カスパーゼに頼らずDNAを断片化し、アポトーシスを引き起こすという事です。がん細胞の中には、カスパーゼの機能が壊れて働かないものもあります。
低分子化フコイダンはそんな厳しい状況の時でも、カスパーゼに依存せずにアポトーシスさせる経路を導き出します。これは、非常に意義がある事です。

低分子化フコイダンと抗がん剤の相乗効果

臨床研究を長年行っている吉田年宏先生は、「低分子化フコイダン単独使用であっても、延命効果に優位性がある」と考えられております。しかし、吉田先生の臨床研究と九州大学の基礎研究の結果から、抗がん剤と併用する事で相乗効果を得られる事が明らかとなっています。

抗がん剤との併用

低分子化フコイダンと抗がん剤の作用基礎研究の中で、低分子化フコイダンと抗がん剤を併用する事による効果の検証実験を行いました。
実験は、抗がん剤を併用した場合に“抗がん効果がどの程度増強されるのか”というものです。

その1つがシスプラチン製剤を使用した研究です。シスプラチン製剤とは、がん細胞の2本のDNA鎖と結合し、DNAの複製を防いでがん細胞を死滅させる効果があります。

内容としては、高頻度で転移を起こすヒト線維肉腫細胞HT1080を培養し、低分子化フコイダンとシスプラチン併用の場合、そしてシスプラチン単体の2パターン行いました。シスプラチン製剤の量は、成人の骨肉腫に対して投与する1/8.5と1/85の2つの量の設定で、48時間の培養を行いました。
その結果、いずれにおいても低分子化フコイダンとシスプラチンを併用した場合の方が、シスプラチン単体よりも高いアポトーシス誘導効果がみられました。

シスプラチン以外にも、マイトマイシンC・タモシキフェン・パクリタキセル(タキソール)といった全く違う性質を持つ3つの抗がん剤においても、同様の検証実験を行った結果、どの薬剤と低分子化フコイダンの組み合わせにおいても治療効果が高まることがわかりました。
この結果からも、低分子化フコイダンのこれからの可能性はさらに拡がることでしょう。

抗がん剤の副作用を軽減

抗がん剤の副作用を軽減抗がん剤は活発に増殖する細胞に対して効果を発揮します。そのため、正常細胞であっても毛髪や腸管細胞などに大きなダメージを与えてしまいます。その結果、嘔吐や発熱、だるさ、口内炎、下痢、白血球減少などのさまざまな副作用が起きてしまうのです。

これらの副作用を軽減できれば、治療中の体力低下を防ぎ、抗がん剤の効果を増強できます。低分子化フコイダンは、がん細胞にだけ働きかけ、正常細胞に対してはダメージを与えないという事が九州大学の基礎研究でもわかっております。

低分子化フコイダンの併用で抗がん剤の治療効果を上げ、辛い副作用の軽減にも繋がります。現在の医学・薬学・化学では、がん細胞だけを見分けて作用する抗がん剤はまだ存在しません。だからこそ、低分子化フコイダンの併用が必要だと私たちは考えております。

お問い合わせ先

NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。
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