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低分子化フコイダンの免疫機能解明に向けて

2020年、東京医科大学 医学総合研究所 未来分子細胞治療研究部門の教授である落谷孝広先生による食品中エクソソーム成分の免疫制御機構の解明と題する”低分子化フコイダンの免疫機能の解明”に向けた研究が開始しました。

東京医科大学の落谷孝広特任教授

【東京医科大学 医学総合研究所 未来医療研究センター 分子細胞治療研究部門 特任教授】
【国立がん研究センター研究所客員研究員】

落谷孝広教授は、これまでマイクロRNAやエクソソーム研究の「がん」領域で世界をリードされております。
日本細胞外小胞学会(JSEV)の理事長を務められ、エクソソームという細胞が分泌する細胞外小胞によるがんなどの疾患メカニズムを解明し、診断や治療法開発につながる研究成果を生み出しており、落谷教授の論文は、基礎から臨床まで様々な研究論文に引用されています。

東京医科大学医学総合研究所 落谷孝広特任教授が、Web of Scienceの2023年Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)に選出されました。落谷教授は今回で5年連続の快挙となっております。


プロフィール

1988年大阪大学大学院博士課程修了(医学博士)
同年、大阪大学細胞工学センター文部教官助手
1991年米国ラホヤがん研究所(現・SFバーナム医学研究所)
ポストドクトラルフェロー
1993年国立がんセンター研究所主任研究員
その後、同分子腫瘍学部室長、がん転移研究室独立室長を経て
2010年国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野、分野長
2017年国立台湾大学特別教授に就任
2018年東京医科大学・医学総合研究所教授、早稲田大学客員教授、東京工業大学客員教授、星薬科大学客員教授、昭和大学歯学部客員教授、東京医科大学客員教授、慶応大学薬学部客員教授を兼任


現在

  • 日本癌学会評議員
  • JSEV(日本細胞外小胞学会)会長
  • エクソソーム国際協会オフィシャルジャーナル
  • JEVのAssociate Editor、Cancer ScienceのAssociate Editor

など学会・研究会役員を務める


■関連項目

お問い合わせ先

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