がん治療・統合医療
がん治療・統合医療

重粒子線の特徴

がん病巣に集中して照射

がん部位に集中的にダメージを与え、周りの正常部位にはダメージが少ない治療です。副作用は一般の放射線治療に比べて少ない治療です。

一般の放射線が効きにくいがんにも効く

エックス線に比べ生物効果が強いことが知られています。例えば、今までエックス線が効きにくいとされてきた骨肉腫にも効果を発揮します。

短期間で治せる

短い治療期間(平均1~4週)で治療できます。今までの放射線治療で使われていたエックス線(6~7週)と比べて、治療のための照射回数を減らすことができます。重粒子線治療は体に負担が少ないため、高齢の方や持病のある方でも治療の対象となります。

しかし全ての病状に対して行える治療法ではなく、適応となる共通の条件として、以下の項目を満たすことが必要です。

一般の放射線が効きにくいがんにも効く

エックス線に比べ生物効果が強いことが知られています。例えば、今までエックス線が効きにくいとされてきた骨肉腫にも効果を発揮します。

・病巣(がん)が限局し、広範囲でないこと
・治療対象部位に、放射線治療を受けていないこと
・安静な状態で30分間(目安)横になっていられること
・病気についての告知を受け、重粒子線治療を自分の意思で希望していること

なお重粒子線治療の適応は、専門医による総合的な判断を必要とします。受診後の検討の結果、重粒子線治療の適応とならない場合もあります。

重粒子線治療の適応となる疾患

前立腺がん、頭頸部腫瘍、肝細胞がん、肺がん、直腸がん術後骨盤部再発、骨軟部腫瘍、独立性リンパ節再発、子宮頸がん膵臓がん

重粒子線がん治療費用

現在国内で稼働している施設では、重粒子線がん治療費用は300万円程度で、先進医療として認められています。また、それに加えて保険診療の対象となる入院費やCTやMRIなどの検査費、薬代などがかかります。こちらは通常の保険診療であり、1割または3割負担で、高額療養費制度の適応にもなります。

それ以外の保険診療にかかる費用に関しては、おおよその目安で検査等による個人差はありますが、前立腺癌で3割負担の場合には、通院では約1万円程度です。また、一部の疾患については「臨床試験」として自己負担なしで治療を行っているものもあります。

重粒子線治療施設

  • 群馬県   群馬大学医学部附属病院 重粒子線医学センター
  • 千葉県   群馬大学医学部附属病院 重粒子線医学センター
  • 兵庫県   兵庫県立粒子線医療センター
  • 佐賀県   九州国際重粒子線がん治療センター

適応疾患

脳腫瘍、頭頚部腫瘍、肺がん肝臓がん膵臓がん、子宮がん、直腸がん、前立腺がん、骨・軟部腫瘍、眼球腫瘍、涙腺癌

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