XELOX療法
■読み
ゼロックス療法
■適用となるがん
大腸がん(切除不能な進行・再発大腸がんの1次、2次治療、術後の抗がん剤治療)
■使用する薬剤名
ゼローダ (カペシタビン) | Xelo – Xeloda (ゼローダ) |
エルプラット (オキサリプラチン) | Ox -Oxaliplatin (オキサリプラチン) |
XEROX療法は経口薬のゼローダと点滴薬のエルプラットの2剤を併用する抗がん剤治療の略号です。 使用される薬剤名の頭文字を取って名付けられています。

■副作用
吐き気・嘔吐 食欲不振 | 治療翌日~3日以降に、むかつきや食欲がなくなるなどの症状が起こり場合によっては吐いたりすることもあります。 |
味覚障害・口内炎 | 治療開始から3日目以降に、塩味が鈍感になったり、苦く感じたり甘みに敏感になったりします。また、口内炎ができることもあります。症状には個人差があります。 |
下痢 | 治療開始から1~2日目以降に水様便が出たり、排便の回数が増えたりします。 |
骨髄抑制 | 治療開始から1~2週間以降に白血球・赤血球・血小板が減少することがあります。感染症にかかりやすくなったり、貧血や出血が起こったりすることがあります。 |
末梢神経障害 | 治療開始から2~4週間後ぐらいから、手、足、口などの周りのしびれ感や、痛みが現れることがあります。冷たい物を触ったり、口にしたりすると症状が強くでることがあります。 |
手足症候群 | 治療開始から2~4週間後に手足の皮膚が赤く腫れたり、ひび割れたりすることがあります。ひどくなると出血や痛みを伴うこともあります。 |

何故、副作用は起きるのか?
「抗がん剤治療=副作用が怖い」と、多くの方がおっしゃいます。事実、当会にも副作用に関するご質問が数多く寄せられます。ではなぜ、副作用は起きてしまうのでしょうか?
その理由の1つは、抗がん剤ががん細胞ではなく、正常細胞を攻撃してしまう事にあります。抗がん剤は、がん細胞と正常細胞を区別することができないため、活発に分裂している細胞を攻撃していくのです。そのため、分裂が早い骨髄細胞や毛髪細胞が攻撃され、白血球減や脱毛などといった副作用がおこります。もう1つの理由は、がん細胞が薬剤耐性を持つことにあります。薬剤耐性を持ったがん細胞は、抗がん剤を受け入れなくなり、行き所がなくなった抗がん剤は、周りの正常細胞を攻撃してしまうのです。
いずれにしても、抗がん剤が効くことにより副作用は軽減され、さらに治療効果も格段に上がると言えます。しかし、現在の医療では薬剤耐性を抑制する薬がないのが現状です。
抗がん剤の効果を高める低分子化フコイダンとの相乗効果
低分子化フコイダンで臨床を行っている医師から、「フコイダンと抗がん剤を併用することにより。治療効果が高まる」と報告されています。九州大学の研究データにおいても、がん細胞だけを自滅させる「アポトーシス作用」や薬剤耐性を持たせないようにする「薬剤耐性抑制作用」などが確認され、国内外で発表を行っています。
(→フコイダン療法について)また近年の実験により、抗がん剤単体で治療を行った場合よりも、低分子化フコイダンを併用することにより相乗効果が得られることがわかり、第69回日本癌学会学術総会にて報告されました。

お問い合わせ先
NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。
臨床に基づいた飲用方法、がん治療についてのお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。
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