皮膚障害

抗がん剤の副作用の一つである皮膚障害には、手や足の裏、指先などの皮膚がヒリヒリしたりチクチクする、知覚過敏になる、ほてり感、赤い斑点、腫れなどが起こる手足症候群や、皮膚の色が黒ずむ色素沈着、爪の変化や黒ずみ、爪にスジが出るなどの爪の変化などがあります。

このような副作用症状は、抗がん剤により皮膚の基底細胞の細胞分裂や増殖が障害されたり、皮膚の基底層というところにあるメラニンを生み出す細胞が刺激されてその活動が亢進したり成長が障害されることにより起こると考えられています。皮膚障害を起こす可能性のある抗がん剤は、5-FU、ゼローダ、タキソテール、キロサイドなどです。がんの抗がん剤治療で起こる副作用を完全には防ぐことはできません。

しかし、日常的にケアを継続することで、皮膚障害の悪化を防ぎ、皮膚障害で治療を中断するという事態を避けることは可能です。その為にも、かゆみや痛みなどの自覚症状だけではなく、まずは皮膚をよく観察して状態を知ることが大切です。その上で適切なケアをしていきます。スキンケアは治療が決定したら、すぐに日常生活の中に取り入れるようにしましょう。

日常生活での工夫
皮膚を清潔にする 手足を洗うときの石鹸は添加物が少ない、弱酸性のものを使用します。
皮膚を保湿する 保湿ケアに使用するローションやクリームは香料や添加物が少なく、アルコール成分が入っていないものを選び、たっぷり塗りましょう。
皮膚への負担はなるべく避ける 紫外線、ケガ、虫刺され、不潔な状態、摩擦、締め付け、喫煙などのような刺激を避けるようにしましょう。また、外出時には帽子や日傘を使ったり、長袖の上着をはおったり、UV加工の手袋をしたりしましょう。

皮膚障害の副作用症状が悪化すると、日常生活にも大きな支障が出てきます。例えば、細かい作業が困難となってしまったり、手足症候群で足の症状が悪化すると立ったり歩いたりすることも難しくなってしまいます。そのような場合は、以下の方法を取り入れてみてください。

皮膚障害 悪化時の工夫
食事 箸が使いにくい場合は、スプーンやフォークで代用しましょう。
石鹸の泡立て 手のひらの症状がひどい場合は、なかなか石鹸を泡立てるのは難しくなります。そのような時は泡の状態で出てくる商品を利用してください。
動作 歩きにくい時や不安な時は介助を依頼しましょう。
調理 包丁を使うのが困難な時は、ピーラーやフードプロセッサーを使用したり、カットされた野菜を利用しましょう。
衣類 着脱しやすいように、ファスナーのものや大きめのボタンのものにしましょう。やわらかい綿素材のものを着用し靴は底が硬い場合はクッションとなる中敷きを敷きましょう。

日常生活で無理に全てを行おうとせずに、出来るところから取り入れてください。
大切なことは、継続することです。

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