前立腺がんの治療方針は、がんの進行度(病期)や悪性度、患者さんの状態などから検討されます。
病期(ステージ)はTNM分類から割り出されます。

前立腺がんのTNM分類

TNM分類とは、T因子(原発巣の状態)・N因子(リンパ節転移の有無)・M因子(遠隔転移の有無)の3つに分け、前立腺がんの進行度合いを確認する方法です。

■T因子-原発腫瘍の広がり

T1:触診や画像検査では診断できない臨床的に明らかでない腫瘍T1a:別の手術で切除された組織の5%以下に発見されたがん
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T1b:別の手術で切除された組織の5%を超えて発見されたがん
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T1c:前立腺生検で発見されたがん
T2:前立腺内にがんがとどまっているT2a:左右どちらかn1/2までにとどまっている
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T2b:左右どちらかだけ1/2を超えている
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T2c:前立腺の両方にがんがある
T3:前立腺をおおう被膜を越えてがんが広がっているT3a:前立腺の片方または療法の被膜を越えるか、膀胱へ浸潤している
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T3b:精嚢まで浸潤している
T4前立腺に隣接する膀胱、直腸などにがんが及んでいる

■N因子-所属リンパ節転移の有無

N0所属リンパ節への転移なし
N1所属リンパ節への転移あり

■M因子-遠隔転移の有無

M0遠隔転移なし
M1遠隔転移あり

悪性度を判断するグリソンスコア

グリソンスコアとは、前立腺がんの悪性度を表す分類で、治療方針を決める時にはグリソンスコアも大切な情報となります。
前立腺がんは1つの前立腺がんの中で多発し、それぞれの悪性度が異なる場合があります。

そこで、前立腺生検で採取したがん細胞を顕微鏡で調べ、最も面積の大きい組織型と2番目に大きい組織型のグレードを足してグリソンスコアを出します。

前立腺がんの細胞には、正常細胞に近く進行が遅い「高分化腺がん」、性質の悪い「低分化腺がん」、そして中間に位置する「中分化腺がん」があります。これらはグレード1~5に分けられ、グレード5が最も悪性度が高くなります。

グリソンスコアの評価方法

例えば、最も面積の大きい組織型のグレードが3、2番目に面積の大きい組織型のグレードが4の場合は3+4でグリソンスコアは7となります。

治療方針を決めるためのリスク分類と治療方針

転移のない前立腺がんでは、根治を目指すための治療方針が立てられます。PSA値・グリソンスコア・TNM分類を用いて治りやすさや再発、転移の可能性を低リスク・中間リスク・高リスク・超高リスク群に分け、治療を決めるために参考にされます。

前立腺がんの近くの臓器に浸潤している場合や転移している場合は、ホルモン療法や化学療法が行われます。
リスク分類は主にNCCNのリスク分類が用いられます。

転移のない前立腺がんのリスク分類(NCCN)

低リスク原発の広がりがT1~T2a、グリソンスコア6以下、PSA値10ng/ml未満
中間リスク原発の広がりがT2b~T2c、グリソンスコア7またはPSA値10~20ng/ml
高リスク原発の広がりがT3a、グリソンスコア8~10またはPSA値20ng/ml以上
超高リスク原発の広がりがT3b~T4


前立腺がん治療の流れ

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