目次
■ 対症療法(たいしょうりょうほう)
対症療法とは、病気そのものではなく、病気による症状を和らげるために行う治療の事をいいます。たとえば、痛みには鎮痛剤を、吐き気には吐き気止めの薬を用います。
■ 耐性(たいせい)
耐性とは、使用していた薬が効かなくなる事をいいます。
ある薬を使用した時に、始めは大きな効果があっても、何度か繰り返していくうちに効きが悪くなることがあります。耐性が起こる原因としては、体が薬剤を代謝しやすくなった場合と、がん細胞の性質が変わったことで薬剤の効果を受けにくくなった場合などがあります。
■ 多剤併用療法(たざいへいようりょうほう)
多剤併用療法とは、複数の抗がん剤を組み合わせて治療を行う事をいいます。
治療の効果を高めるために行われています。ただどの薬でも併用できるわけではなく、がんへの有効性、併用による相乗効果、副作用が異なるなどの原則があります。
■ ダンピング症候群(だんぴんぐしょうこうぐん)
胃の切除手術を受けた人が食後に腹痛や動悸、冷や汗、めまい、倦怠感、脱力感などの症状が起こる事をいいます。手術を受けた人の15%~30%の人にみられます。
食後30分以内に起こる「早期ダンピング症候群」と食事2~3時間後に起こる「後期ダンピング症候群」に分けられます。
■ 治験(ちけん)
治験とは、新しい薬の開発や認可を得るために、人への効果や安全性を調べる試験の事をいいます。主に厚生労働省からの承認を目的にして行われます。治験に参加するためには、細かな基準をクリアする必要があります。
■ 治癒(ちゆ)
病気やけがが治り、完全に良くなることをいいます。
がんの場合は、いったんは病状が良くなったように見えても、再発・再燃する事は珍しくありません。そのため、治療開始後5年(乳がんは10年)が過ぎても無再発の場合を治癒の目安としています。
■ 適応障害(てきおうしょうがい)
環境の変化に適応する事が難しく、日常生活に支障をきたすことをいいます。
がんの診断時や治療中には不安や恐怖、経済的な心配などの悩みが精神的なストレスとなります。がん治療中の精神的なケアは、大変重要となりますので、主治医や医療従事者に相談してみましょう。
■ 摘出(てきしゅつ)
摘出とは、切り取って組織を取りだすことをいいます。
がんの場合は、がん組織のかたまりや周囲のリンパ節などを切除し、取り出します。摘出された組織は、病理検査を行いがんの悪性度や性質を調べます。
■ テストステロン(てすとすてろん)
テストステロンとは、男性ホルモンの1種で、主に精巣で作られます。
前立腺がんでは、このテストステロンの影響によりがんが増殖するという性質があるため、テストステロンの分泌を減らしたり、妨げたりする薬を用いることがあります。この治療法をホルモン療法といいます。
■ 転移(てんい)
転移とは、がんが体のあちこちに飛び火する事をいいます。
転移したところで、がん細胞はさらに増殖し、新たな塊を作り出します。
■ 疼痛(とうつう)
疼痛とは、うずいたり、ずきずきとした痛みの事をいいます。
また、がんによる痛みの事をがん性疼痛ともいいます。原因は、がんそのものの痛みや治療の影響など様々ですが、QOL(生活の質)を確保するためにも、痛みを感じた場合は、早めの対処が大切です。
お問い合わせ先
NPO法人日本統合医療推奨協会では、フコイダン療法やがん統合医療についての無料相談窓口を設置しております。臨床に基づいた飲用方法、がん治療についてのお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。
お電話が繋がらない場合は、氏名・ご連絡先・お問い合わせ内容をご入力の上info@togoiryou.comまでメール送信下さい。
資料もご用意しております。
フコイダン療法についての無料レポートをご用意しております。お電話または資料請求フォームよりご請求下さい。