大腸がんの治療が一通り終了すれば、経過観察の期間に入ります。治療後の受信と検査の間隔は、大腸がんの性質や進行度、行ってきた治療内容、体調の回復度や後遺症の程度により異なります。基本的には、初めは1~3か月ごと、病状が安定してくれば半年~1年ごとに定期受診をします。
受診時には、体調についての問診や診察の他、血液検査、胸部X検査、CT検査、腹部超音波検査、大腸内視鏡検査が行われ、必要に応じてMRI検査やPET/CT検査が行われます。
大腸がんの転移

初回の手術により、目に見える範囲の大腸がんをすべて取り除いた後や、化学療法を終えた後に時間が経過して治療をした場合や大腸から遠く離れた別の臓器、リンパ節に転移が発見されることがあります。これを大腸がんの転移といいます。大腸がんでは、肝臓や肺への転移が多くみられます。これらを血行性転移と呼び、転移した部位によって治療方法が異なります。
転移した大腸がんを治すために

大腸がんでは、転移した場合も切除できるのであれば積極的に外科手術が行われます。また、切除不能な場合であっても患者さんに合わせた抗癌剤治療が適応となります。
転移した大腸がんの治療は、転移のない場合よりも難しくなります。治療効果を得られなければ、転移はさらに進みQOLも低下してしまいます。しかし、治療効果を高めることができれば、転移のある大腸がんでも治すことができるのです。
その有効手段の一つとして、低分子化フコイダン療法があります。低分子化フコイダンには、癌細胞へ直接働きかける作用だけでなく、西洋医学の治療効果を高める働きがあります。治療効果を最大限引き出すことができれば、大腸がん寛解の確立は一気に高まります。

大腸がんの再発

大腸がんが再発する割合は、大腸癌研究会よりステージ1で再発率4%、ステージ2で再発率13%、ステージ3では再発率30%というデータが出ております。また、再発した患者さんの約80%が、手術から2年以内に再発が認められています。
再発した場合も、切除可能であれば手術が適応となりますが、それ以外の場合は抗癌剤や放射線治療が選択されます。大腸がんが再発した場合、その治療は初回治療よりも厳しいものとなります。しかし、新薬の登場等により抗癌剤の治療効果も向上され、たとえ再発した大腸がんであっても治せる希望が出てきたのです。
大腸がんの再発に有効な治療方法とは

再発した大腸がんでは、抗癌剤の効果を最大限発揮させなければ、後がありません。反対に言うと、治療効果を発揮させることができれば治せるということです。再発の大腸がんには西洋医学の治療を行うことが一番有効な手段です。
しかし、それだけでは薬剤耐性などの障害が出てしまう可能性もあります。それらの西洋医学の壁とも言われる障害を防ぐ方法として低分子化フコイダンとの併用が有効です。
大腸がんの治療に九州大学で研究される低分子化フコイダンを取り入れることにより、互いの弱点を補完し大きな相乗効果を得られます。低分子化フコイダンには、西洋医学の治療効果をサポートする力だけでなく、間接的に抗癌剤の副作用を抑える効果も期待できるので、患者さんのQOLを損なうことなく、スムーズに治療を進められるのです。

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