大腸癌のステージ別治療方針
大腸癌のステージ別治療方針

大腸がんの治療方法は内視鏡的治療、手術、薬物療法、放射線療法があり、手術を中心として治療方法が選択されます。
大腸がんではステージ(病期)ごとにガイドラインで治療方針が定められており、そのガイドラインとがんの性質、患者さんの状態から治療方法が決められます。

ステージ0~3の治療方針

ステージ0-3の治療方針

※日本癌治療学会 がん診療ガイドライン大腸癌治療ガイドライン医師用2022年版を参考に作成

●ステージ0の治療方針

大腸癌ステージ0

がん細胞が粘膜内にとどまっているステージ0の大腸がんでは、基本的に内視鏡で大腸がんの切除を行います。
内視鏡治療後の病理検査でもステージ0の場合は、そのまま経過観察となります。

●ステージ1の治療方針

大腸癌ステージ1

ステージ1の中でも深達度がT1aの浸潤度が低いものに対しては、ステージ0同様に内視鏡で大腸がんの切除を行います。しかし、浸潤が深いT1bや固有筋層まで及んでいるT2の大腸がんに対しては、内視鏡では取り残してしまったり、リンパ節転移を起こしている可能性もあるため手術による切除が行われます。

●ステージ2~3の治療方針

大腸癌ステージ2~3

ステージ2~3の大腸がんでは、すでにリンパ節転移を起こしている可能性が高いため、手術が選択されます。
術後の病理検査でステージ3もしくは再発リスクが高いとなった場合は再発予防のための薬物療法が勧められます。


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ステージ4の治療方針

ステージ4の治療方針

※日本癌治療学会 がん診療ガイドライン大腸癌治療ガイドライン医師用2022年版を参考に作成

●ステージ4の治療方針

大腸癌ステージ4

大腸がんや他の臓器(肝臓・肺・腹膜・骨など)に転移していれば、原発巣の深達度やリンパ節転移の有無に関係なくステージ4となります。
一般的に他のがんでは遠隔転移がある場合には手術が適応外となりますが、大腸がんでは転移巣・原発巣ともに切除可能であれば手術が勧められます。

原発巣が手術不可能の場合は、転移巣が手術可能であったとしても原則は薬物療法など、手術以外の治療方法が勧められます。

原発巣が手術可能で転移巣が手術不可能な場合は、症状の有無なども考慮して手術以外の方法または原発巣のみを切除して転移巣に対しては手術以外の方法が選択されることもあります。

治療方針を立てる段階で手術不可能で薬物療法となった場合でも、薬物療法の効果が出て手術が可能となれば切除という流れになる場合もあります。


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再発大腸がんの治療方針

再発大腸がんの治療方針

※日本癌治療学会 がん診療ガイドライン大腸癌治療ガイドライン医師用2019年版を参考に作成

大腸がんの再発のほとんどが手術を受けてから5年以内に見つかるため、術後の5年間は定期的に検査を受ける必要があります。
大腸がんの場合は再発したとしても、早期発見であれば再び手術で切除することで完治できる可能性もあります。

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