肺がんの医学の進歩はめまぐるしく、新たな治療が保険承認されたり、標準治療も1年の間に何度も見直されることも多くあります。
その一方で、がん全体でみる肺がんの死亡数は2021年のデータでは、男性は1位、女性は2位で男女計は1位となり、簡単に根治できる病気ではありません。
肺がんは骨や脳にも転移しやすく、痛みや様々な神経症状が現れてしまいます。また、肺にある癌が大きくなると呼吸障害も出てきます。
進行している肺がんであっても、計画通りに治療を行うことができたら、がんの根治や共存という希望もみえてきます。そのために重要なのが、全身状態を良好に保つことです。

低分子化フコイダンの併用で治療成績を上げる

2002年より九州大学でがん治療と併用での基礎研究が行われている低分子化フコイダンというものがあります。
これまでの研究から、低分子化フコイダンにはがん細胞を特異的に細胞死に導く「アポトーシス誘導作用」や、がん細胞が増殖のために血管を伸ばすのを抑える「血管新生抑制作用」など、がんに対する様々な作用があることが分かっています。また、免疫力を強化する作用もあるため、肺がんの治療に低分子化フコイダンを補完することで、その治療効果には大きな差が生まれます。

肺がんと低分子化フコイダン療法

肺がん治療の中でも、特に低分子化フコイダンの力を発揮できるのは薬物療法との併用です。
学習能力の高い肺がん細胞は、同じ薬剤で治療を続けているうちに自分を攻撃してくる薬剤を覚え、自身を守るためにその薬剤への耐性を身に付けてしまいます。これを薬剤耐性といいます。
低分子化フコイダンは、この薬剤耐性を防ぐ作用があると考えられており、薬剤耐性を防ぐことができれば、効果のある薬剤を長く使うことができるので治療成績も大幅に向上します。
また、肺がんで使われるシスプラチンなどの抗がん剤は正常細胞にもダメージを与えるため、副作用が出てしまいますが、低分子化フコイダンを加えることで抗がん剤が正常細胞へ与えるダメージを抑制させることも解っています。

末期であっても諦めない

「副作用で治療が中断してしまった」「治療方法が無いと言われた」という方も決して希望を捨ててはいけません。
長年、臨床研究に携わっている吉田年宏先生は、低分子化フコイダンのがん細胞の遺伝子を安定化させる作用に大きな期待を持たれています。低分子化フコイダンによってがん細胞の遺伝子を安定化させることで癌を改善すれば、西洋医学の治療に戻ることができます。そして、全身状態を良好に保つことで、新しい治療方法や治験が出た時に参加できる可能性も十分にあります。

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