肺がんの治療が終了すれば、経過観察の期間に入ります。治療後3ヵ月位までは、治療に伴う合併症や副作用、体調の回復がどの程度しているかを調べる必要があります。症状や呼吸機能の状態を見ながら、初めは1~2週間ごとに通院します。その後、患者さんの状態によって通院の間隔を1ヵ月、2ヵ月と延ばしていく事が一般的です。継続して治療を行う必要がない場合は、それ以降は3~6ヵ月ごとに再発や転移の有無を調べるために通院します。受診時には、問診や呼吸音の聴診、血液検査、胸部X検査、CT検査などが行われ、必要に応じてMRI検査やPET/CT検査が行われます。
非小細胞肺がんの転移・再発

非小細胞肺がんが転移・再発した場合、完治の確率はより低くなります。非小細胞肺がんでは、脳・肝臓・副腎・骨への転移が多く見られ、手術で完全に摘出しても、時間の経過と共に転移として発見される事もあります。転移した非小細胞肺がんの治療は、さらに困難となり、抗癌剤などの治療効果が得られなければ、QOLも大幅に低下してしまいます。しかし、非小細胞肺がんが転移・再発した場合も決して諦めてはいけません。
再発した非小細胞肺がんの治療

非小細胞肺がんが再発した場合、再発した部位、症状、初回の治療法およびその反応などを考慮して治療方法を選択します。再発の多くは、初回に治療した段階ですでに目に見えない微小転移が起きており、それが大きくなって発見されると考えられています。
そのため、再発した非小細胞肺がんの治療では、基本的にステージ4期の治療に準じて抗癌剤治療が行われます。
再発した肺がんは、癌の広がっている範囲を全て手術で切除する根治治療が難しく、医師から厳しい言葉を受けることもあります。そんな時も、決して諦めずに間違いのない選択を行うことで、厳しい状況も覆すことができるのです。

小細胞肺がんの転移・再発

進行が速く、全身に転移しやすい小細胞肺がんは、抗癌剤や放射線治療の効果を期待できますが、治療回数の制限があり抗癌剤の種類も少なく、再発率が非常に高いという特徴があります。再発や転移した小細胞肺がんにおいても、抗癌剤治療は重要な治療方法となります。小細胞肺がんに転移や再発が起こってしまった時も諦めず、まずは治療に向かう前向きな心と治療のための体力を整えることが大切です。
再発した小細胞肺がんの治療

再発した小細胞肺がんに対しては、抗癌剤中心の治療が行われます。再発までの期間が6ヵ月未満の場合は、初回治療と異なった抗癌剤が選択されます。再発までの期間が6ヵ月以上の場合は、初回治療と同じ抗癌剤が使用されることもあります。抗癌剤治療を行うためには、その時の全身状態が最も重要視されます。
抗癌剤治療中は、QOLの低下を防いで体力を維持し続ける必要があり、限られた治療回数の中でどれだけ高い効果を得られるかが、治療のカギとなります。

末期の肺がんに対しての有効手段とは?

転移や再発といった厳しい状況の肺がんにおいて、抗癌剤の効果を得ることはとても重要となります。そのための有効手段として、抗癌剤治療などの西洋医学の治療と九州大学で研究される低分子化フコイダンを併用する癌統合医療が存在します。九州大学の白畑實隆名誉教授の研究成果によると、がん治療に低分子フコイダンを加えることで、治療効果が格段に向上するという結果が出ています。高い治療効果が得られれば、身体への負担も少なく、QOLも維持することができます。
また、低分子フコイダンを飲用することで、QOLの向上が期待できます。治療が出来ない状態であっても、全身状態が改善されれば、肺がんを治すための治療に戻れる可能性も大いにあります。
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