ホジキンリンパ腫の発症数は日本で発生する悪性リンパ腫全体の約5%です。HRS細胞とよばれる腫瘍細胞が増える古典的ホジキンリンパ腫、LP細胞とよばれる腫瘍細胞が増える結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫の2種類に分けられます。

ホジキンリンパ腫の病期(ステージ分類)

病期は治療方針を決めるために必要となります。悪性リンパ腫では、アン・アーバー分類を使い1~4期に分類されます。
また、各病期ごとにB症状とよばれる全身症状の有無も確認し、B症状も病期診断で考慮されます。

B症状・原因不明の体重減少
・38度以上の原因不明の高熱
・就寝中の大量の寝汗

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古典的ホジキンリンパ腫の治療

古典的ホジキンリンパ腫はホジキンリンパ腫の大部分を占めるタイプです。治療方法は限局期(1~2期)と進行期(3~4期)で異なります。

限局期

限局期においては、予後良好群と予後不良群(大きな腫瘤がある・年齢50歳以上・リンパ節病変4か所以上など)にさらに細分されます。

《限局期の古典的ホジキンリンパ腫 治療の流れ》

進行期

進行期ではABVD療法(ドキソルビシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)あるいは細胞表面マーカー検査でCD30抗原が陽性の場合、CD30を標的とする抗体薬であるブレンツキシマブ ベトチン(BV)併用AVD療法(ドキソルビシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)が推奨されます。

再発や難治症例に対しては、抗PD-1抗体であるニボルマブ(オプジーボ)やペムブロリズマブ(キイトルーダ)の高い有効性も報告されています。

《進行期の古典的ホジキンリンパ腫 治療の流れ》

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結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫の治療

結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫は、古典的ホジキンリンパ腫と比べて、ゆっくり進行する傾向があります。そのため、ステージ1~2の限局期で見つかることも多くあります。

限局期の結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫に対しては放射線治療が推奨されています。B症状を伴う場合は、放射線治療後に薬物療法を行うこともあります。

進行期の場合は、古典的ホジキンリンパ腫と同様の治療がすすめられます。

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