画像検査などで見つからなくなっても、体内にリンパ腫細胞が残っていることもあります。治療終了後に残っていたリンパ腫細胞が増殖して症状が出たり、検査で検出されたら再発ということになります。

多くは治療終了後2年以内に再発するため、2年経過しても症状が出ず、血液検査でも異常が無ければ治った可能性は高いと考えられます。
治療終了後、4年以降に再発する確率は1%以下です。

非ホジキンリンパ腫の再発

再発した場合、前回と病型が異なる場合もあるため、再発したらまずは再発部位を病期検査に出して病型を調べ、そこから治療方法が検討されます。

病型によって治療方法や使われる抗がん剤の種類は異なります。

濾胞性リンパ腫・MALTリンパ腫

多くがびまん性大細胞型B細胞リンパ腫になるといわれており、その場合は、びまんせい大細胞型B細胞リンパ腫のガイドラインに沿って治療が行われます。

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫

再発や再燃に対して65歳以上で救援療法により効果が認められた場合は、地固め療法として自家造血幹細胞併用大量化学療法の実施が推奨されます。救援化学療法で使われる薬剤の組み合わせは複数あり、病状等によってきめられます。


末梢性T細胞リンパ腫

再発や難治性の末梢性T細胞リンパ腫の救援療法では多剤併用救援化学療法のほか、CD30陽性では分子標的治療薬「ブレンツキシマブ ベトチン」、CCR4陽性では分子標的治療薬の「モガムリズマブ」なども選択肢として挙げられます。

成人T細胞白血病リンパ腫

再発や難治性の成人T細胞白血病リンパ腫に対しては、同種造血幹細胞移植が一部に長期生存をもたらすことがわかっています。また、2012年に承認されたモガムリズマブと2017年に承認されたレナリドミドも単剤で比較的高い奏効率が示されています。

バーキットリンパ腫

難治性や再発に対して、造血幹細胞移植の有用性は確立されていませんが、救援療法に感受性がある例に対しては自家造血幹細胞移植併用大量化学療法の効果が期待できます。

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ホジキンリンパ腫の再発

nn安置性や再発のホジキンリンパ腫には救援療法が用いられます。ホジキンリンパ腫の場合は、初回に投与した抗がん剤と異なる薬剤を用いた救援化学療法が検討されます。
救援療法の効果があると判断され、かつ比較的年齢が若い患者さんには自家造血幹細胞移植併用対h量化学療法が推奨されます。また、抗PD-1抗体のニボルマブやペムブロリズマブ、そしてCD30抗原陽性の場合はブレンツキシマブ ベドチンも有効であるといわれます。

難治性や再発時に用いられる治療方法

救援療法

治療効果が得られない難治性や再発した場合に用いる治療方法

造血幹細胞移植

抗がん剤や放射線治療だけでは治すことが難しい場合に、完治を目指して行われる治療方法の一つです。移植前に非常に居k力な抗がん剤や全身放射線放射により多くのがん細胞が死滅します。同時に患者さんの正常な造血機能や免疫機能も強く抑制されます。これによって、移植された造血幹細胞が拒絶されず生着可能な状態となります。
移植前処置の後に、自分またはドナーから事前に採取した造血幹細胞を点滴で投与して血液をつくる機能を回復させます。

造血幹細胞移植には患者さん自身の造血幹細胞をあらかじめ採取して戻す自家移植と、他人(ドナー)から造血幹細胞をもらう同種移植があります。

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